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“KING OF ROCK”忌野清志郎

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本日4月2日は“KING OF ROCK”忌野清志郎さん生誕の日。今年で60年を迎えました。

清志郎がこの世を去って早二年。
生前、反原発・反体制などを訴えてきた彼がまだ健在であったなら
今のこの国の現状を見て、僕たちにどのような言葉を投げかけてくれたのでしょうか?

清志郎が歌い続けたメッセージのその賛否は別として、世の中に対する矛盾や疑問を堂々とストレートに叫び、世代を超えた人々に考えるきっかけを与えることができた最も影響力の大きいアーティストだったと思います。

熱狂的なファンではなかったけれど、歌謡曲や洋楽に興味を持ち始めたこどもの頃から今に至るまで、僕の青春の節々に清志郎は現れ、様々な刺激を与え続けててくれました。

「い・け・な・いルージュマジック」で派手なメイク、ファッションを身にまとった歌舞伎モノの忌野清志郎の存在を知り、のちに聴いたRCサクセション「雨上がりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」で彼の音楽に心を打たれ、パンク・ロックにアレンジされた「君が代」や、伝説のザ・タイマーズ“夜のヒットスタジオ放送事故”では、過激なパフォーマンスで、大きな力に屈することなく正面からメディアをぶった切る清志郎の姿は、爽快で鳥肌が立つほど感動的でした。
反逆者(愛すべき)として世間を賑わせるイメージと裏腹に、一方では心癒してくれる存在でもありました。清志郎は常に僕たちの味方で居てくれるといった安心感がどこかにあったのかも知れません。
CMで何度も聴いたモンキースの名曲カヴァー「デイ・ドリーム・ビリーバー」は、いつまでも夢を見ていたくなるような気分にさせられ、ラフィータフィー「フリーターソング」では、まともな仕事につかず遊びに明け暮れる若者たちを前向きな気持ちに導いてくれた気がします・笑

ロックを美化することなく、商業ベースに囚われない音楽を教えてくれた清志郎はやはり偉大な存在です。
ロックとはあまり縁がなかった、にわかロック好きの僕にでさえ数々の衝撃と影響を与えてくれました。

色々な音楽に触れ、ようやく少しは耳も肥え、分け隔てなく音楽を捉えれるようになり始めた時期に出会った清志郎の異色ユニットHIS(忌野清志郎、細野晴臣、坂本冬美)。
アルバム「日本の人」は、僕が最も愛聴した1枚です。
HISの魅力を伝える上手なコトバが見つからず、うまく表現できないのがもどかしいですが…
それぞれの才能が上手く調和されて生まれた不思議でユニークな日本の歌謡曲。
どこか懐かしく、切ない、日本人の心にほっこり染み渡る素敵な世界観が彩られています。






忌野清志郎の音楽だけに留まらない才能をあらためて実感する事ができた印象深い作品です。

たくさんの素敵な曲をありがとう

忌野清志郎さん生誕60周年おめでとうございます。


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